1. 血流の悪化
寒い環境では体温を保つために、血管が収縮します。この「血管収縮」によって筋肉や関節への血流が減少します。血流が悪くなると、酸素や栄養の供給が滞り、老廃物の排出も遅れるため、筋肉が硬直して痛みを感じやすくなります。
2. 筋肉の硬直
寒さは筋肉を硬くさせます。これは、冷えによって筋肉が緊張し、柔軟性が低下するためです。
寒い時期にスポーツをされる方などは十分なウェーミングアップをされた方が良いですね。
硬直が関節や筋膜に負担をかけ、痛みや違和感を引き起こすことがあります。
3. 神経の過敏化
寒さによる刺激は、末梢神経を敏感にします。特に冷えた部分の神経が痛みを誤って感じる「神経性の痛み」を引き起こすことがあります。これは、寒冷による刺激を神経が感じるために発生します。
ちなみに顔面神経麻痺などは寒い時期に発生しやいです。
4. 関節液の変化
寒い環境では関節を潤滑する関節液の流動性が低下します。関節の動きが滑らかでなくなり、炎症や痛みが発生しやすい状態になります。特に変形性関節症など、関節に既往症がある場合、この影響が強く現れることもあり。
5. 心理的要因
寒さは体だけでなく、心理的にもストレスを与えます。
この「寒冷ストレス」によって緊張する事で交感神経が優位になり、筋肉が緊張し、痛みを感じやすい状態になります。
まぁ、たとえ話とすれば
寒さで体が痛むのは、冷えたゴムが硬くなり、動きにくくなるのと似ています。
ゴムが硬いまま無理に伸ばそうとすると切れやすいのと同じように、
寒さで硬直した筋肉や関節も痛みや違和感を感じやすくなります。
